今年、5月の写真ですが 今年も白い綺麗な花を咲かせてくれました。
目次
パキポディウム エブレネウムとは?
【名称】パキポディウム・エブレネウム
【英名】Pachypodium eburneum (Pachypodium rosulatum var. eburneum)
【科名】キョウチクトウ科
【属名】パキポディウム属
【原産地】マダガスカル・標高1700mのイビティ山(岩上)に自生。
くすんだ白色の花を咲かせ、2週間~3週間ぐらい 咲き続けます。
パキポディウム エブレネウムの育て方
パキポディウム エブレネウムの水やり
パキポディウムは 水が大好きです。
ただ、水のやり過ぎによる、根腐れには気を付ける必要があります。
そのためにも 水はけの良い用土作りは必須です。
長期間、水不足だと エブレネウムの表面に みずみずしさが無くなり、ザラつき始め、それを超えると萎んできます。
また、季節により 水のやりの頻度を変える必要があります。
春・秋の水やり ⇒ | 1週間に1度、朝に 溢れるぐらい水をやります。 |
夏の水やり ⇒ | 毎朝、霧吹きし 1週間に1度、夕方に 溢れるぐらい水をやります。 |
冬の水やり ⇒ | 断水でも良いですが 1週間に1度くらい霧吹きし、朝に 1か月に1度、50ml程度水やりします。(表面を湿らす程度) |
サボテンでも塊根でも いえる事ですが 気温が高い時期は 夕方、又は夜に水をやります。
気温が高い時期に朝方に水をやると日中、蒸れるからです。
逆に気温が低い時期は 夜にやると更に鉢の中が冷たくなるので 朝、又は昼に水やりを行います。

育てる際に 重要な日差し。
エブレネウムに限らず、日差しは重要です。
基本、私は パキポディウムに遮光は必要ないと思っています。
夏でもガンガン直射日光で 冬・梅雨以外は 雨ざらしです。
多少、雑に育てる方が健康に育ち、管理も楽です。
エブレネウムは 濃い緑の葉で光合成を行いますが 冬(休眠中)に葉っぱを
落とした状態でも 株の表皮下の葉緑体で光合成を行うことができます。
なので 冬でもしっかりと直射日光に当てましょう。
特に冬は根を温めると元気な状態が続きます。
基本的には陶器の鉢ではなく、黒いプラ鉢の方が土の中が温かくなるのでお勧めです。

水・日光 以外で気を付けることは??
年中通して 風通りの良い場所に置きましょう。
特に梅雨・夏は 風通しには気を付けます。
無風で高温の室内でしたら扇風機やサーキュレーターが必要です。
ジメジメ、ムシムシな環境だと カイガラムシなどの虫や菌が発生しやす環境になります。
カイガラムシの対処方法は 今度、記事にします。
冬の温度管理には気を付けましょう。
一般的には10℃より気温が下がらないように言われていますが 中々、管理が難しいと思います。
未発根や微根は難しいと思いますが 根がしっかり張っていれば、3℃くらいまでなら十分、耐えられます。
寒くて尚且つ、風が強い日は気を付ける必要があります。 冷気には強くはありません。
エブレネウムの育て方のまとめ
★ 直射日光! 冬も日光にあてる!
★ 風通りを 気を付ける! 夏の無風状態は特に注意!
★ 冬の管理は 断水気味で! 3℃以下には 外管理はしない!